臼杵市の二王座にある星月庵へ、精進料理をいただきに行ってきました。

以前この店で食べた味が忘れられず、今回改めて訪れることに。

料理を目の前にして、まず思ったのが「これ、うなぎじゃないの!?」という驚きでした。実はこれ、うなぎに見立てた精進料理なんです。

精進料理というと、野菜や豆腐を使ったあっさりした料理を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。私自身、以前は精進料理にどこか質素なイメージを持っていました。でも星月庵の料理は見た目からして面白く、食べればだしがしっかりきいていて、あっさりしているだけでは終わりません。食べ終えたあとの満足感もしっかりありました。

今回は、星月庵の精進料理を実際にいただいた感想をご紹介します。

臼杵・二王座にある星月庵

星月庵の店内

星月庵があるのは、臼杵市の二王座。歴史を感じる町並みの中、庭を眺めながら精進料理をいただけるお店です。ご住職が若い頃、修行で体得した本格的な精進料理・禅味料理を味わえます。

今回いただいたのは星月膳:4,500円(税込)。一品ずつ丁寧に盛り付けられていて、次は何が出てくるのだろうと楽しみながらいただきました。

おひたしや赤こんにゃく、季節を感じる料理

この日は、おひたしやもずくの酢の物、滋賀県産の赤こんにゃく、たけのこのつくだ煮、うどの葉の天ぷらなども登場しました。三つ葉とほうれん草のおひたしは箸休めにぴったり。赤こんにゃくは鮮やかな色が印象的で、普段のこんにゃくとはまた違う存在感があります。うどの葉の天ぷらは季節を感じる一品。少しずついろいろな味を楽しめるので、次は何が出てくるかとワクワクしながら食事を進められます。

お刺身に見立てた利休麩もおいしい

星月庵の利休麩

こちらは、お刺身に見立てた利休麩。お麩を使った料理で、胡麻だれをつけていただきます。これがまたおいしくて、お麩ならではの食感と胡麻だれの相性が絶妙。普段のお刺身とはひと味違う楽しみ方ができました。身近な料理を別の食材で表現する、精進料理ならではの面白さを感じます。

星月庵で初めて食べて大好きになった生麩

星月庵の生麩そして、星月庵で初めて食べて大好きになったのが生麩です。もちもちとした食感が特徴で、このもちもち感がたまらなく、今では星月庵を訪れる楽しみのひとつになっています。

精進料理には豆腐やお麩を使った料理が多くありますが、調理法や味付けによって食感も印象もかなり変わるもの。生麩を食べたことがない方には、ぜひ一度味わってみてほしい食材です。

これもとってももちもちでおいしいですが正式な名前がわかりません。↓

星月庵の料理

ごま豆腐やしんじょもお気に入り

星月庵の胡麻とうふ

星月庵のしんじょ

ごま豆腐は、つるんとした食感と胡麻の風味が印象的。しんじょも気に入った一品で、道明寺粉と大和芋を使い、もちっとした食感が楽しめました。もちもちした食感の料理が好きな私にとって、今回の中でも特に印象に残る一皿でした。

もちもちのゆり根

星月庵のゆり根このゆり根のもちもちした食感がたまりません。お肉やお魚がなくても満足感があるんですよね。

これ、うなぎじゃないの!?驚きの精進料理

星月庵の鰻を模したもの

まず目を引いたのが、うなぎに見立てた一品。見た目が本当にうなぎそっくりで、思わず「これ、うなぎじゃないの?」と口にしたくなるほどです。もちろん、うなぎは使っていません。

精進料理では肉や魚を使わず、食材や調理法を工夫してさまざまな料理に見立てることがあります。星月庵ではそうした遊び心も楽しみのひとつ。見た目からワクワクさせてくれます。食べてみると淡白なだけでなく、料理としてしっかりとした満足感がある。「精進料理ってこんなに楽しいんだ」と感じた瞬間でした。

茶碗蒸しはまるでプリンのよう

星月庵の茶わん蒸し

茶碗蒸しはなめらかな口当たりで、だしがしっかりきいています。ほんのり甘く、どこかプリンのような味わいで、一般的な茶碗蒸しとはまた違った印象でした。

庭を眺めながらいただく精進料理

料理だけでなく、星月庵で過ごす時間そのものが印象に残りました。初夏の庭を眺めながら、少しずつ料理を味わうひととき。普段のランチとは違い、ゆっくりと食事そのものを楽しめる雰囲気があります。臼杵の歴史ある町並みを訪れた際に、こうした場所で食事をするのも素敵だなと感じました。

ごはんとお味噌汁と漬物も

星月庵のごはんごはんとお味噌汁が運ばれてきたときに、一瞬食べれるかな?と心配になりましたが、ごはんは小盛だったので問題なく食べれました。

デザートまで楽しめる精進料理

星月庵の甘夏ゼリー

星月庵の抹茶食事の締めには、甘夏のゼリーと栗の落雁。甘夏の爽やかな味わいが食後にぴったりで、珈琲または抹茶を選んでいただけます。最後まで丁寧に構成された時間で、食べ終えたときにはしっかりとした満足感がありました。

星月庵の精進料理でイメージが変わりました

今回改めて星月庵の精進料理をいただいて感じたのは、精進料理は決して質素なだけの料理ではないということ。うなぎに見立てた一品、お刺身のような利休麩、もちもちの生麩、しんじょ、ごま豆腐、茶碗蒸しなど、食材や調理法を工夫した料理をたっぷり楽しめます。だしもしっかりきいていて、あっさりしているだけでは終わりません。食後の満足感も高く、私自身、精進料理に対するイメージがすっかり変わりました。特に生麩は、ここで初めて食べて以来、すっかり好きになった一品です。

「精進料理を食べてみたいけれど、物足りないのでは?」と思っている方にこそ、一度味わってほしいお店です。

臼杵の歴史ある町並みを散策しながら、庭を眺めてゆっくり精進料理を味わう。そんな大人の食事時間を楽しみたいときは、星月庵を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

星月庵の店舗情報

店名:星月庵

住所:大分県臼杵市二王座字切通123-2

電話番号:0972-63-7149

営業時間:11:30~15:30

定休日:月曜日・火曜日・水曜日

※要予約

星月膳:4,500円(税込)

※2026年7月現在の情報です。営業時間や定休日、料金は変更となる可能性がありますので、ご来店前に公式HPやSNSなどで最新情報をご確認ください。

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まとめ

臼杵市二王座の星月庵で、本格的な精進料理をいただきました。うなぎに見立てた料理、お刺身のような利休麩、もちもちの生麩、しんじょなど、一般的な精進料理のイメージとはひと味違う、楽しく味わえる料理が印象的でした。私自身、ここで初めて食べた生麩がすっかり好きになったほどです。料理だけでなく、初夏の庭を眺めながら食事を楽しめるところも魅力。臼杵で、いつもとは少し違うランチを楽しみたい方におすすめの一軒です。

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ルカ
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